脂肪燃焼を促進する共役リノール酸(CLA)

CLAをご存じだろうか?共役リノール酸ともいう。脂肪酸の一種であるが、脂肪燃焼を促進する働きがある。リノール酸は長鎖脂肪酸の一種である。ココナッツオイルに代表される中鎖脂肪酸とも異なる。比較的多く含む食品、牛乳、バター、練乳、ヨーグルト、チーズである。チーズは中鎖脂肪酸とCLAの両方を含み脂肪燃焼には極めて優秀な食品であるといえる。CLAは、脂肪分解酵素を活性化させる、脂肪分が脂肪細胞に取り込まれないようにする、体脂肪を燃焼させる、筋肉を増加させる、と良いことばかり。ココナッツオイルと併せて試してみたい。

脂肪をミトコンドリアに運ぶカルニチン

カルニチンは筋肉細胞に存在しており、筋肉細胞内において長鎖脂肪酸をミトコンドリア内部に運搬する役割を担う。中鎖脂肪酸は単独でミトコンドリアに入ることが出来るが、長鎖脂肪酸はカルニチンと結合しないと入れないという。ミトコンドリアに運ばれた脂肪酸はβ酸化を経てクエン酸回路で燃焼される。従って、長鎖脂肪酸を燃焼するにはカルニチンが欠かせないのだ。カルニチンは、体内においても生合成されはするものの微量である。また、筋肉中のカルニチンは加齢に伴い減少することが知られている。従って、外部から補給することが望ましい。食材では、ヒツジ肉や牛肉など赤身の肉に比較的豊富に含まれ、鶏肉や牛乳にも若干量含まれているが、サプリメントとして摂取するのが効率的であろう。

脂質を燃焼しやすくする脂質、中鎖脂肪酸

MEC食中心でダイエットする人は含まれる脂質が長鎖か中鎖かも理解しておきたい。牛肉などの肉に含まれる脂、卵に含まれる脂質、オリーブオイルは長鎖。チーズに含まれる脂質、牛乳に含まれる脂質、ココナッツオイルは中鎖である。血糖値が低い時、中鎖脂肪酸を摂取すると肝臓でケトン体が多く生成され、これが全身に運ばれてアセチルCoAに変換されTCAサイクルを回す原動力となり、脂質を燃焼しやすくなる。従って、糖質ダイエットでは併せて中鎖脂肪酸を摂ると効果的である。糖質を摂る場合は中鎖脂肪酸を摂るタイミングには特に注意すべきだろう。食後2時間程度は摂取した糖質により血糖が上昇している。その時間帯は中鎖脂肪酸が直接代謝されてしまいケトン体は生成しにくい。そこで中鎖脂肪酸は血糖が定常状態の時を狙ってを摂ろう。ケトン体がより効率的に生成されるはずだ。そうすることにより、糖質を摂りつつも脂質を燃焼しやすい身体が維持できる。